中国のSF作家、梁清散さんが設立した新島嶼出版社から発売される『中華後宮SFアンソロジー アンドロイド后妃は電気羊車の夢を見るか?』に、短編「天京の宦官」を寄稿しました。
アンソロジーの発売日は12月5日。是非ともご注文ください。
版元ドットコム:中華後宮SFアンソロジー アンドロイド后妃は電気羊車の夢を見るか?
「天京の宦官」舞台は清朝末。安徽省の三河鎮と合肥、そして太平天国の都となった天京(南京)です。物語の発端となる三河鎮は太平天国が清の軍隊と戦った戦場ですが、実は私、2007年に訪れていました。用水路の間に浮かぶ小さな村ですが、太平天国が攻め、守った城壁は当時のものが残り、明代に遡る石畳も残っている村でした。小説を書くようになってから、何度もこの村のことを思い出して、どこかで使いたいと思っていた村でした(この村出身の人物が登場したSFはあります)。
古いデジカメの写真ですが、20年の味わいがありますね。今作では、この写真を見ながら冒頭のシーンを書いていました。自分で言うのもなんですが、めちゃくちゃ面白い作品に仕上がりましたので、是非ともお読みください。
作中、現代の合肥にある屋敷も登場するのですがその場所の紹介は、作品が公開されてから。教科書にも名前が出てくる人物ですよ。お楽しみに!




発行は中国のSF作家、梁清散さんが設立した新島嶼出版社。発売元は行舟文化。国外では一般的になってきたインディー出版です。