withアップデート(1.1.7 for macOS/1.1.6 for iOS)

withのmacOS版、with storyとiOS版のwith to goを公開しました。

Mac版: with story

基本機能無料
アプリ内購入でPro版機能を開放

iOS版: with to go

iPhone、iPad版:500円

今回のアップデートはiOSとmacOSのキーボードショートカット、キーバインドを(地味ですが)大幅に改善しています。

iOSの追加キーボードショートカット

まず、iOSでは外部キーボードを使っている時にmacOSのタグ挿入ショートカットが使えるようになりました。

段落タグ

  • 見出しタグ設定:⌘1〜5
  • 字下げ設定:⌘1〜5
  • 太字段落設定:⌘⇧B
  • 地付き:⌘⇧R

インラインタグ

  • ルビ:⌘R (ルビのR)
  • 圏点(傍点):⌘D (ドットのD)
  • 太字: ⌘B (ボールドのB)

これらのタグ挿入のほかに⌘/(スラッシュ、キーボードでは?も印字されています)で、資料カードを開く機能も追加しています。

Emacsキーバインドの補完

macOSとiOSの両方で、Emacsキーバインドを補完しています。以前にもブログで書いた(withのEmacsキーバインド)のですが、withはAppleのOSがOS XからサポートしているEmacs風のテキスト編集キーバインドを使えます。残念なことに幾つかの機能がOS標準では動作しません。Control+H(後方削除)とControl+D(前方削除)にはOptionキーを併用する単語オプションがなかったので、withはこの機能を拡張しています。

そして今回、単語境界についても、修正を行うことにしました。

明日は、雨だ。

という文章で、先頭のカーソルを⌘⌥→(あるいは^⌥F)で、単語ごとに動かすと、句読点の後方を切れ目として認識してくれず、明日は|、の次が雨|だにジャンプしてしまいます。

|明日は、雨だ。
明日|は、雨だ。
明日は|、雨だ。
明日は、雨|だ。
明日は、雨だ|。

逆方向にカーソルを動かすと、今度は句読点の前方を無視してその向こうにカーソルが飛んでしまいます。

明日は、雨だ。|
明日は、雨|だ。
明日は、|雨だ。
明日|は、雨だ。
|明日は、雨だ。

単語削除も同じ影響を受けます。

前方削除
|明日は、雨だ。
|は、雨だ。
|、雨だ。
|だ。
↑雨だ、で残したいのに!
後方削除
明日は、雨だ。|
明日は、雨| <「だ。」が一つの単語として認識されている
明日は、|
明日| <「は、」が一つの単語として認識されている

これはAppleのOSで使っている形態素解析NLTokenizer(unit: .word)の規則のためですが、フィクションを書いているときはちょっと困る。そこで、withは単語削除、単語移動のキーバインドに介入して、句読点を一単語のように扱うようにしました。

|明日は、雨だ。
は、雨だ。
|、雨だ。
|雨だ。
|だ。
|。
明日は、雨だ。|
明日は、雨だ|
明日は、雨|
明日は、|
明日は|
明日|
|

ストロークは少し増えるのですが、句読点の向こうにある単語まで消える問題は解消しました。

iOSのカナ、ローマ字全角

少しだけOSの振る舞いに介入していますが、iOSでは外部キーボード用にカナ変換と全角ローマ字変換を追加しています。

小説を書いていると、辞書にないカタカナを入力することは多々あります。今書いている小説は2300年代の漢字が少しずつ廃れている日本語コミュニティが舞台です。いきおい、ユウキ、ナルミ、カズミのような名前を入力しなければならないのですが、勇気、鳴海、佳純になってしまいがちです。Macで書いているときも、日本語入力の変換に任せずControl+Kでカタカナ変換することが多い。そこで、iOSでも、カタカナ変換ができるようにしました。

IME入力中に^Kを押すと、そのとき入力しているかなをカタカナに確定します。iPadのライブ変換でも、押したところで確定できるので便利に使えるかと思います。

また同様に、ローマ字の全角変換も搭載しました。^Lで、入力バッファのひらがな、カタカナ部分をローマ字にして全角で確定します。Mac同様とまではいきませんが、全角のアルファベットをキーボードから入力するときの手間は少し減ると思います。

資料カードの自動検索

iOSにも、macOSで搭載した資料カードの検索機能を搭載しました。

カーソルがある位置の単語を資料のタイトルから検索して、資料シートを表示します。キーボードを繋いでいるときは⌘/(スラッシュ。?が印字されているキーです)で資料が開くので「カズミって何歳だっけ」と思った時に、ショートカット一つで資料を開くことができるようになりました。

標準で資料も同期するようになったので、withの大きな特徴である資料カードをどんどん活用してください。

さいごに

9月の3日から韓国と奄美大島へと立て続けに移動することになり、主な執筆環境がiPhone SEになってしまいました。HHKBを繋げば文章は入力できるのですが、キーボードに手を置くと画面のツールバーを操作するのが億劫になってしまいますし、飛行機やバスの中だと手をモゾモゾと動かすのも嫌がられます。そこで、キーボードショートカットにてを入れる決断をした次第。

旅の後半は、だいぶ集中して書けるようになってきました。皆さんもどうぞお試しください。

Mac版: with story

基本機能無料
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iOS版: with to go

iPhone、iPad版:500円

withアップデート(1.1.7 for macOS/1.1.6 for iOS)” への2件のフィードバック

  1. はじめてコメントいたします。なぜかwith to goにてフォントが小さくなってサイズ変更ができなくなってしまいました。iOS27がらみかどうか不明ですが。よろしくおねがいします。

    1. with to goはエディターとアウトラインで、ピンチイン・アウト(拡大縮小ジェスチャー)するとフォントサイズが変わります。
      ドキュメントの不備でご迷惑をおかけいたしました。

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