『マン・カインド』が織田作之助賞の候補作に選ばれました

『マン・カインド』が織田作之助賞の候補作に選ばれました。新人賞から関西にゆかりのある作品を対象にした文学賞へ、それから制限を外して「新鋭・気鋭の小説」を対象とするようになった文学賞です。

昨年は宮内悠介さんの『ラウリ・クースクを探して』がノミネートされていますが、今までにSFジャンルとみなされる小説が受賞したことはありません。個人的には小山田浩子「工場」 はスペキュレイティブ・フィクションとして読んでもいい気はしますし、古谷田奈月『リリース』は堂々たるディストピア作品。『マン・カインド』は、SF作家がジャンルのど真ん中に置いたSF小説です。よくぞ候補に入れてくださいました。

候補作は以下の5作品。五十音順のためですが真ん中に並んでますね。

  • 小川哲さん「君が手にするはずだった黄金について」(新潮社)
  • 木下昌輝さん「愚道一休」(集英社)
  • 藤井太洋さん「マン・カインド」(早川書房)
  • 町屋良平さん「生きる演技」(河出書房新社)
  • 山崎ナオコーラさん「あきらめる」(小学館)

選考は19日。評価を楽しみに待ちたいと思います。

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