iOS用の小説執筆統合環境、with to goのアップデートを公開しました。すでにお使いいただいている方は、App Storeからアップデートしてください。また、検討しているけどちょっと不安で――という方も、このタイミングでお買い求めください。初期バージョンで入れてしまった不具合を修正して、安定版ともいうべき状態になっています。
1.1.0にiOSならではの変更はありませんが、要望をいただいていたiPadのフローティングキーボードの対応など、iOSのためのアップデート項目も多数入っています。パフォーマンスを見直したiOSのアウトライン編集はmacOS版よりも軽快に使えます。
今回のアップデートで追加したスクリーンショットは、二種類4枚です。
今回はツールバーに三つのアイコンを追加しているんですが、iOSのリリースが遅れがちなのは、このツールアイコンのためです。コマンドをメニューに追加するだけでいいMacと違って、iOSはボタンのあるツールを作らなければなりません。メニューを仕込んでもいいんですが、操作性が劣悪になります。そこでアイコンを作る必要があるんですが、何せ縦書き横書きのあるアプリですから、行の方向が二種類必要なんです。それに加えてスクリーンショットも変更しなければならない。リソース開発とリリースエンジニアリングの重さが、iOSの更新頻度を少し引き下げてしまっています。
パフォーマンス面の改善は絶え間なく行なっています。1.0.x系統では単独のファイルで100(32,000文字程度)枚を超えると入力がもたついていたかと思いますが、1.1.0では300枚ほどの短い小説なら一つの原稿で扱うことができるようになりました。もっとも、分割した方がずっと書きやすいですけどね。
次は簡単な画像の配置と、印刷機能です。プレビューはHTMLなので、CSSの印刷設定を使うことができるのですが、反面、縦書きは不安です。現在のSafariも縦書きは正しく印刷できませんので、ページ分割は自前実装になるかもしれません。
二週間ほど販売してきて、with to goをMac母艦で使わない方がかなりいることに気づきました。単独で使えるアプリではあるのですが、母艦にはMacしか想定していませんから不便でしょう。共有先にWindowsやDropBoxを使えるといいかもしれませんね。ちょっと考えてみようと思います。




