textlintとnovel-writer

VS Codeではルールベース校正システムのtextlint(テキストリント)が使えますが、novel-writerが指定するNovel形式を想定していないので、そのままでは動作しません。設定から、Textlint:Languagesを検索してsettings.jsonに"novel"を追加してください。

これで、novel-writerでもtextlintを使えるようになります。

Javascriptでルールを書くことができるtextlintには多くの校正モジュールが提供されています。「だ・である」と「です・ます」の混在を指摘するものや、技術用語のワードチェック、正規表現などなど。小説を書くときに使いやすいのはtextlint-rule-preset-JTF-styleでしょうか。私はこのルールのいくつかを無効にして利用しています。

"preset-jtf-style": {
    "1.1.1.本文": false,
    "2.1.9.アルファベット": false,
    "4.2.9.ダッシュ(-)": false,
    "2.1.8.算用数字": false,
    "2.2.2.算用数字と漢数字の使い分け": false,
    "4.3.7.山かっこ<>": false,
    "4.3.6.中かっこ{}": false,
    "3.1.2.全角文字どうし": false
}

また、このほかにも正規表現モジュールのtextlint-rule-prhや、textlint-rule-morpheme-matchも使っています。これらの設定はtextlint-settings-for-fictionで公開しています。愛用しているのが形態素解析をもとにルールを作るtextlint-rule-morpheme-matchで、タイプミスによる助詞の連続を指摘できるようなルールを自分で作って運用しています。

また、正規表現モジュールは、語法の統一や固有名詞を書き換えるようなときに大活躍します。

単純なルールベース校正(機械校正とも言いますね)ですが、これが意外と有効で、商業出版の校正で文法上の単純なミスを指摘されることが明らかに減りました。いずれはルールベース校正のやり方も紹介していこうかと思います。

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