Mac版の公開が3月24日で、iOS版の発売が4月9日。まだまだ生まれたばかりのアプリケーションですが、先日公開した0.8.1では名前も「zenバベル」に変えました。そして今日は、アプリケーションのインターフェイスデザインの変更をお知らせします。
日干しレンガをイメージした温かみのあるデザインだったPre-Babel Lensですが、zenの名前を冠するのならAppleのOSに沿った形にした方がよさそうだなと思ったわけです。ミニマルなデザインはもともと好きですし、メンテナンスは楽そうだし、というわけでこうなりました。

前のデザインと並べてみましょう。

一目でわかる違いは、インターフェイスから文字が消えたことです。PasteやClear、Translateがなくなり、全てSF Symbolsのアイコンに変わりました。SourceやOutputというラベルも消えました。
前の――現在のデザインもいいですね。全然悪くない。カスタム画像で飾ったりはしていないけど、ベージュのグラデーションは親しみやすい。ボタンの視認性も高いし、機能もフィールドが何なのかも一目でわかります。対して新しいデザインは「冷たくて説明不足」です。それはわかっていて、変更に踏み切りました。
何より大きな理由は、読めるテキストの量です。前のデザインではボタンやフィールドの名前を置くためのヘッダーが二箇所(SourceとOutput)ありました。テキストでいうと2〜3行ずつ。合計6行が占有されていました。前のデザインでは投稿や報道が読めました。日常的にはそれが大半を占めていましたが、全面リーダーになった新バージョンなら、文書が読める。意見記事が読めるし、短ければ小説も、原稿も読めます。
そして今回、ほとんどのボタンの位置を画面中央に集めました。これは視覚的なシンメトリのためではありません。左手や小さな手で、使いやすくするためです。iPhone大きくなりましたからね、大きな私でも、左手で操作できないアプリがほとんどです。AppleもGoogleも画面の下に重要なボタンを並べるように指示していますが、親指を曲げて操作するあの形、私は好きじゃないんです。
そこで、自分のアプリぐらいは自分にとって使いやすくしてもいいだろうと思って、ボタンを真ん中に集めました。もちろん右手で使っても楽です。親指を無理に曲げて翻訳ボタン押さなくていいわけですから。

今回のバージョンアップでは、制限を一つ設けています。しかも一度に見せるボタンを減らすために、状態によって機能が変わる暗黙のモードを導入しています。


フィールドに何も入っていない時は読み込むためのボタンがアクティブになり、テキストが入っているときは削除のためのゴミ箱ボタンだけがアクティブになります。テキストを消さないと、次の読み込みはできません。利用者の自由を奪うインターフェイスですが、そのペーストや読み込みが挿入なのか、全て上書きするのかわからなかったので、暗黙的なモードを導入しました。ひょっとしたら元に戻すかもしれませんが、今はまだ不安の方が大きいのです。ごめん。
とにかくzenBabelは全面ビュワーと集中ボタンを手に入れました。しばらくは大きなインターフェイスの変更はないかと思います。Apple標準に見えて、実はあんまりそうでもないアプリですが、皆さんのiPhoneに長らく滞在できるとうれしく思います。
それでは更新をお待ちください。あとはAppleのレビュー次第です。
