発売からそろそろ一ヶ月というところで、『マン・カインド』の重版が決まりました。楽しんでいただいている皆さんのおかげです。
一ヶ月間、たくさんの方々が読んでくださったことに感謝しています。その中で、最もありがたかったメッセージの一つが小島秀夫監督の投稿でした。
『マン・カインド』は、故・伊藤計劃の『虐殺器官』へのトリビュート作品集に寄稿した「公正的戦闘規範」の世界を舞台にした長編SFです。動物の名前を使う〈マスチフ〉や蜂の名前の中国製ドローン(これはコナミのツインビーをイメージしてつけた名前です)、ガンダムとも重なる百式歩槍のようなネーミングを考える時、私は伊藤計劃のことをいつも考えていました。
その伊藤計画が小島秀夫監督とMSGシリーズに深く傾倒していたことを改めて紹介する必要はないかもしれません。彼が残した「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」の胸にせまる描写とナラティブは、彼がいつかMSGの物語を継いでいく予感させるものでした。小島監督のメッセージで、会うことの叶わなかった伊藤計劃が歩むはずだった道を、少しだけ踏ませていただいたような気がします。
これから何度も私は近未来を描きます。小島監督がMSGで切り開き、伊藤計劃が示した語り口は、私の指針の一つであり続けるでしょう。
希望能够早日读到中译本
我也!