2023年の3月14日から、西日本新聞でエッセイの短期連載を始めました。予定回数は50回なので、5月の中旬ごろまで続く予定です。
文字数は16文字50行で原稿用紙にすると二枚より少し多い程度。紙面ではイラストレーションを挟んで二段で組まれています。この短いエッセイで、故郷のことや育児、コンピューターなど、思いついたことを少しずつ紹介してこうと思っています。
川を流れていくような題字とあちらこちらと飛ぶ話題を的確に捉えてくださっている週替わりのイラストレーションはおおがまめおさん。
エッセイのタイトル「どこから来たの?」は、ポール・ゴーギャンの油絵「我々はどこから来たのか? 我々は何者か? 我々はどこへ行くのか?」からタイトルをいただいています。私にとってのSFはこれらの問いに向き合う行為なのですが、さすがに全文は長すぎるので冒頭の問いだけを抜き出しました。
普段はフィクションでこの問いに向き合おうとしているのですが、今回は「私」を題材にやってみようと思います。

連載は西日本新聞のウェブサイトの「どこから来たの?」コーナーにも掲載されています。