PDFプレビュー内蔵

仕事が立て込んでいると、ついついnovel-writerの改良に手をつけてしまいたくなります。あんなことができれば、こんなことができれば、という焦りをバネに執筆を急ぐわけなんですが、フラストレーションを溜めても仕方がないので、空き時間に少しずつnovel-writerの改良も進めてしまいます。

もうすぐ、来週から再来週あたりに公開する3.4.0ではついにVivliostyleを内蔵します。3.3.2でもVivliostyle CLIの外部インストールが不要になりましたが、今回のバージョンではVivliostyleの心臓部(Vivliostyle Core API)を用いて、プレビューをVS Code内部に組み込んでしまいます。何が嬉しいってChromium(開発用のChrome)を起動する必要がないので早いし、novel-writerのための機能も組み込めます。例えば3.4.0では、プレビューをクリックしてエディターの該当箇所をハイライトさせたり、また逆にエディターで選択した行をプレビュー側でハイライトしたりする機能も組み込んでいます。

文章だけではわかりにくいでしょうから、まずはご覧ください。

『マン・カインド』連載版の原稿の第一部を丸ごとプレビューさせてみましたが、軽快そのもの。矢印キーでページ送りすることもできますし、プレビュー下部のページ選択バーで選択することも可能です。PDFプレビューはカスタムCSSも動くので横長の用紙を作ったり、シナリオのような特殊な組版にも対応できます。こうなってくると欲張りたくなるもので、コンパイルから全編プレビュー、そしてプレビューをクリックして分割した原稿に戻ってくるというワークフローなんかも視野に入ってきます。プレビュー側に働きかけることも可能になったので、プレビューに赤字を入れてエディターにdiffを書く推敲モードなんてのも作ってみたい。分割して書くことに慣れていたんですが、これぐらいプレビューが早いなら短編は一つのテキストファイルで書いてもいいかなあ、なんて思っちゃいますね。マークダウン形式の#見出しの折りたたみには対応してるので、アウトラインを意識した書き方もできるでしょう。

PDFプレビューがかなり使いやすくなったので、原稿用紙プレビューの立ち位置も変えられます。二つのプレビューがあるので、それぞれの役割をより考えてみたくなりました。

そんなわけで原稿に戻ります。

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