10年めの科幻春晩2025

『まるで渡り鳥のように』の著者解題で、2024年の科幻春晩が最後になるとお伝えしていたのですが、ごめんなさい、今年もあります。

科幻春晩は北京のSFエージェント企業〈未来事務管理局〉が2015年から行なっている春節オンラインSFイベントです。ポッドキャストの更新や読者参加の投票会、紅包の配布なども行われますが、その目玉は、毎日公開されるSF短編小説です。

毎年異なるテーマで書き下ろされる十篇ほどの作品は、いずれも本格(だと思います。機械翻訳で目を通しています)。今年参加する作家は、『無限病院』で長編和訳が始まった韓松、10年連続参加の楊平をはじめ、江波、昼温、蘇莞雯、昼温、蘇莞雯。初めて参加する李夏と程婧波はどちらもSF文学賞の常連。そして読者から昇格してきた談雀。国外から参加するのは、カナダの江艾とデレク・クンスケン、サマンサ・モリーと私です。今年は、新华社、China daily、中国网、科普时报、文学报などのメディアからも共有される予定とのこと。

私が今までに寄稿した「まるで渡り鳥のように」「翼を震わせて言おう、ハロー!」「落下の果てに」と「祖母の龍」の4作品は、昨年東京創元社から刊行された『まるで渡り鳥のように』に収録しました。作品解題でも書いていますが、すべて宇宙を舞台にしたSFです。そして、帰省している方も多い春節に読む作品なので、人に沿った作品を書くように心がけています。

今年の作品もやはり宇宙を舞台に選びました。いずれ国内でも発表するかと思いますが、お楽しみにお待ちください。

追記:日程は以下の通りです。正月は韩松先生、私は正月5日です。

コメントを残す